つらいのは君だけじゃない。

発達障害児二人の子供を持ち現在うつ病を患う同居嫁の独り言

ブルータス、お前もか

前回記事で姑の発達障害疑惑を上げましたが、実は私自身も己を発達障害ではないかとずっと昔から訝しんでおります。ブルータス、お前もか状態です。


私は間違いなく注意散漫型のADDかと。


昔からぼーっとしていて授業は上の空(自分の世界)、忘れ物が多い、整理整頓が苦手、手先が不器用と特性はバリバリ(汗)


偉そうに自分を棚上げして他人を批判するな、って感じですが、自己批判なら二次障害のうつ病になるまでやっているので、もう詮無きことと開き治るしかありません(泣)(泣)


昔から両親には「何でそんなことも出来ないんだ」と詰られ続けて育ってきました。


人が当たり前に出来ることが出来ない。自己肯定感を喪失するには充分です。


勉強も運動もそれなりだったので全く気付かれませんでしたし問題行動も無し、当時はそんな概念、当然ありませんでしたから、埋もれやすい子でした。


大人になってから疑いを強くし、息子二人が発達障害児と診断を受けて、ますます自分のもしかして?が確信に変わっていきました。


県の発達障害者支援センターで検査を受けたのは32歳の時。物凄い大雪の日で、とても寒かったのを覚えています。


約三時間にも及ぶ検査を受け、出た結果は聴覚視覚共に有意差無し、IQは平均以上でしたが、処理速度は80と境界域。興味の有無に凸凹がある。


つまり好きなものはとことん好き、そうでないものには全然興味無し、私の脳には自分自身でも気付かなかったこだわりがあるらしいのです。


発達障害にとって大事なのは検査と共に生育歴でもありますが、6人兄弟の私の生育歴なんて残ってんのか?(汗)



日常での困り感は結構なもんだったので、息子二人がかかっている病院で相談に乗って頂きましたが、息子の主治医は「お母さんは大丈夫だと思いますよ」と。マジすか?


それでも!と強く要望しましたが、心療内科は半年待ちだそうで。そんな時間ない。。


精神科の主治医にも相談しましたが、「何でそんなに病気や障害を増やしたいの?」と。


増やしたいわけあるかー!現状困っとるんじゃーい!


結局医師に食い下がり飲み合わせの良いトレドミンを処方してもらい(幾らか注意散漫がマシになる)、先ずはうつ病の治療に専念することに。


でも、発達障害とうつ病って結構密接なんですよね。発達障害者がうつ病へ、うつ病が実は発達障害から来ているっていうケースも非常に多いらしいです。



最近は元々注意散漫なのにうつ病の記憶障害があるので更に悪化。トレドミンのお陰で仕事中のミスは減りましたが、日常は相変わらず悲惨です。失敗→ストレスの悪循環。



そんな中、、またやっちまったー!!(汗)


財布を落としていたことに気付かず家中を捜していたのですが、本日警察署より図書館経由で電話が。。


ついに警察のご厄介に。


ついでに本の返し忘れも有り、図書館にも行きました。


ちなみに財布に入っていた現金、777円。


は、恥ずかしいー!!ラッキーセブンなのに、アンラッキー!でも拾って下さった方が親切に届けてくれたのでラッキーなのかも?

もうよく分かんない。玉久よく分かんない。



ご親切に財布を警察署に届けて下さった方、この場をお借りしてお礼申し上げます。感謝の想い、あなたに届け~。



こんな風に日々恥の多い人生を絶賛送っております。


見てるか、太宰治!こんなに恥撒き散らしながら何とか生きてる人間も居るんだよ!(泣)


こんちくしょーめい!こうなったら死ぬまで生きてやる!!(泣)


と、太宰治に八つ当たり。

この人ももしかして……

この人もしかして発達障害?って思うこと、発達障害児を持つお母さん方には結構あるあるだと思います。


健常児を育てている人よりも知識が豊富なので、センサーが働いてしまうんですよね。



昨日の晩ごはんは子供達の大好きな焼き肉にしたのですが、先に私と子供二人で食べ、半分程残して姑に席を譲りました。


姑は完全に一人焼き肉状態。ホットプレートに肉を焼いて一人で食べていました。


私は一人二階で晩酌。子供達をお風呂に入れようと一階に戻ると、肉のパックは綺麗になっていました。


私「パパの分は残してありますよね?」


姑「あらやだ。全部食べちゃった!」


嘘でしょー!?あの量をー!?結構残しておいたのに!


私「あの量を一人で食べたんですか?ダメじゃないですか、パパの分残しておかないと!」


姑「だって何も言われなかったから」


信じらんねー!この大食いばあ様!言われなくても普通わかんだろうが!え?この人もしかして発達障害?

だから実の娘達にも「話が通じない」「嫌い」と見放されるんだな(泣)


私「独り暮らしじゃないんだから、ちゃんと誰が食べていないか確認してください。疲れて帰ってきて食べる物無かったら、パパが可哀想でしょう」


姑「だって長男君も食べたいって言ってたし、二人で食べちゃったのよ」


嘘つけ!長男は2杯以上おかわりしてもう要らね、ごちそうさまって言ってたわ!すぐに嘘つくんだから、このばあ様!


姑はちょっと突っ込まれるとすぐに嘘をつきます。余りに見え透いた嘘をつくので呆れてしまいます。


馬鹿は嘘をつくな。馬鹿こそ正直者であれ。



姑「もう食べないわ、それなら」


と逆切れされたので


私「独り暮らしを出来ない人がそういうことを言わないの。そういうことを言っていいのは自立が出来てる人ですよ」


とバッサリ斬り捨てました。はい、鬼嫁です。



自分の息子が朝早くから夜遅くまで仕事してるのに、何処へも行かず家に引きこもりの母親が息子の肉を全部食べてしまうことに、良心の呵責は無いのでしょうか。


私は旦那は好きではありませんが、人として最低限の思い遣りは持って接しています。姑にも同様です。


しかし、このばあ様は……一瞬でも自分の息子の夕飯の心配しないわけ?


てゆーか、月一万の食費で大黒柱の分まで食うな!食い過ぎなんだよ、いつもいつも!


人間70も過ぎるとこうもふてぶてしくなれるもんですかね。


私は息子達に集って生きるような婆さんにならないように、ちゃんと自活しよう。人様に寄りかかって生きるなんて、恥だわ。


なるべくこの人は発達障害、と割りきって端的にきっぱりと話すようにしてます。


しかし70過ぎの婆さんの発達障害は全然可愛いくない。そして、救いもない。。


ああ、無情。。

毒出し毒出し

昨日はようやく!ずっと観たかった『プーと大人になった僕』を観てきました~!ヒャッハー!




予備知識入れとこうと図書館で『プー横町にたった家』を借りて読んでから、長男の不登校問題が噴出して仕事も有ったし、中々観に行けなくてワキワキしてたんだけど、、


観に行って良かったっす!映画開始5分で鼻水垂らすほど号泣しました(笑)


クリストファー・ロビンが大人になってからくまのプーさんと再会する話なんですが、何だかもう切なくて切なくて。


どうして人は大人にならなくちゃいけないんですかね?(アホな質問)



大事だった思い出とか子供の頃の感性とか捨てていかないと、現代の管理社会では辛くて生きてはいけないからかなあ。。感性を鈍磨させ環境に順応していく必要があるんだろうなあ。



徐々に大人になっていくクリストファー・ロビンに長男、次男の姿を重ね、かつて子供だった頃の自分を重ね、大人になってしまったクリストファー・ロビンの姿に現在の自分を重ね、とにかく色んな感情が湧いてきて涙無しでは観られませんでした。



プーさん達はクリストファー・ロビンのぬいぐるみ達であり、特別なイマジナリーフレンド。架空の友達です。(映画では実在する設定になっている)


イマジナリーフレンドについてはピクサーの『インサイド・ヘッド』にも出てきましたね。

映画の中、脳内でイマジナリーフレンドが消えていくシーンを観て、ああ、こうやって人間の心は成長して少しずつ大人になっていくんだなあ、なんて感傷的になってしまいました。



映画鑑賞後は本屋に寄りずっと気になってたカラテカ・矢部太郎の『大家さんと僕』を購入。これもまたほっこりと温かく、時に切なくて、老いについても色々と考えさせられました。


とっても素敵な作品でした。流石手塚治虫賞受賞だわー。



そして改めて自分のアンバランスさを確認中。こりゃ生き辛いわけだ(汗)擦り切れまくるわ。


徹底的にドライなリアリストのくせして子供の頃のままの所も変に残ってんだよな~。


腹も二の腕も心も太いおばはんなのに、おセンチな所も捨てきれんのです。センチメンタル・ジャーニー。玉久はまだ16歳だから。

おばはんのくせに、心はまだ16歳だから。



そんなアンバランスさのせいで、心の毒素がどんどん溜まっていくんですね。でも昨日は素敵な作品に触れ、ちょっとだけデトックス出来ました。


しかし歳を取ると涙脆くなるって言うけど本当ですね。こんな自分に若干引いております。キモイとすら思っています。

情緒不安定か!いや、実際不安定なんだけれども(汗)



これからも定期的に本を読んだり、映画を観たり、美術館に行ったり、自然に触れたりしてちょいちょいデトックスしていきたいと思っています。


なんつって☆


なんか意識高い系大学生みたいでちょっと恥ずかしいな。


こういう照れちゃう所もきっと駄目なんですよね~(泣)