つらいのは君だけじゃない。

発達障害児二人の子供を持ち現在うつ病を患う同居嫁の独り言

だから嫌いなんだ。

私は旦那が嫌いです。


興味も関心も申し訳ないくらいありません。家庭で何事か有る度大喧嘩をしているので、心は離れていく一方です。


私の反対を押しきって家を建てたこと、引っ越しさせたこと、同居に持ち込んだこと、うつ病になるまで私を追い込んだこと、同居とローンで元々苦しかった家計が更に悪化したこと、、挙げ連ねればきりがありません。



加えて発達障害を持つ息子二人への無理解。

最近はようやく療育の大切さを理解したようですが、昔はまあ、酷いもんでした。


「長男は普通だ」と言い張り、療育なんか行かせる必要無い、とのたまわりやがってあの野郎。←思い出してる


三歳まで発語が無い、視線が合わない、話しかけても反応しない長男を彼は普通だと言い続けました。


今思えば事実を受け入れられない、弱くて可哀想なちんけな男だったんだと思います。息子には障害は無いと信じたかったのでしょう。


気持ちは分かります。が、女は現実を見て男は理想を見る。チコちゃんの言葉を借りるなら「ぼーっと生きてんじゃねえよ!!」です。


腸の煮えくり返った私は

「分かりました。療育は私が通わせます。手出し口出しは無用。あんたは金だけ出せ。私の邪魔だけはすんな」

と啖呵を切ってやりました。


それからは意地になって長男は三年間、次男は四年間、週4~5のパートの合間、保育所の役員と育成会役員(校外委員兼務)の合間、多い時は月8回、療育に通わせました。



その間、同居も姑にまんまと騙され丸め込まれて、家を建て替えさせられ、ローンを組まされた馬鹿男。


だから嫌いなんだよ。お前のこと。


引っ越して大好きだった友達と離れ離れになった長男は泣いていました。私も一緒に泣きました。

発達障害がある子は環境変化に弱いのに。息子達が本当に可愛かったら、息子ファーストだろうが。


同居も親孝行の為なんてかっこいいこと言ってましたが、精神的に自立が出来ていない男性側の詭弁に思えます。


一昔前は親と同居をするのは親孝行息子と言われていましたが、今の時代、ネットでは同居する男を親から離れて所帯を持てないマザコン、通称『ママン』と叩かれるのがスタンダードな考え方です。



てゆーか、親孝行したきゃ勝手にやってろ。お前の親孝行に私と子供を巻き込むな。



毎日険悪な雰囲気だったので、こりゃ息子達の為にも良くないと私は一応改心し、自分でアンガーマネジメントに取り組みました。


怒り狂うこと、表立っての対立はぐっと減りました。家庭内は今の所まあまあ平和ですが、気持ちは離れたまま、大嫌いです。ご町内では仲良し夫婦と思われてるみたいです。知らないって怖いですよね。



この前10年後の話になった時、奴から出た言葉を、私は生涯忘れません。


「俺、どんな車乗ってるかな~」


馬鹿じゃないの?ねえ、馬鹿じゃないの?ねえ、馬鹿じゃないの?


他に考えること山程有るでしょ?

長男19歳、次男17歳、貴方の母親は御年84歳。


就職やら進学やら介護やら大きなヤマ場が幾つも控えていて情報収集を早めにしておかないと何処にも通えなくなるかも、選べなくなるかも知れないのに、


お前の考えることは乗ってる車か?他に考えることないのー!?


この脳内花畑野郎ー!!除草剤撒くぞコラー!!(怒)



私が膝からガックリ崩れ落ちたのは言うまでもありません。



最後に一言。


だから嫌いなんだ。