つらいのは君だけじゃない。

発達障害児二人の子供を持ち現在うつ病を患う同居嫁の独り言

プレゼント

この一週間の間に色んなことがありました。。


長男の病院受診、次男療育、個別面談。


学校では二人共よく頑張っているそうです。泣きベソかきながら、出来ないことを悔しいと歯噛みしながら、一生懸命。


次男がぼんやりしながらも懸命にお当番さんを頑張っていること、半年前は×も書けなかったのに、今はひらがなが少しずつ身に付いていっていること。

支援員さんの声かけだけで持ち直せていること、、昔から考えたら信じられません。



私の髪を引っ張り、長男に噛みつき、物を投げては踏みつけるような子供でした。私は保育所の送迎からパート先へ向かう車の中で、一人よく泣いていました。


一度火が着くと手がつけられなかった幼少期。サイレンのような泣き声はもはや虐待通報レベル。汗


嫌がる次男を引き摺って、週一回音楽療法へ、月二回病院の言語リハビリに通いました。

次男はいつも泣いていました。癇癪を起こし、玄関で、室内で、暴れて泣き喚く日々が二年間続きました。


ようやく年中になり着席行動が取れるようになってきて、今のOT専門の事業所に通うようになってからの二年間はぐんと成長したように思います。


早期療育の大切さを知っていた私は、ひたすら歯を食いしばって泣く次男を抱えて、パートに行き役員をこなし引っ越しをしながら、毎週二回を四年間。。(勿論長男も)


親子共々途方に暮れて挫けそうになることもありましたが、本当に続けていて良かったと思います。


前回の療育で、「もう教えることは無いので年内の卒業を」と事業所さんからお話がありました。こんな日が来るんだなあ、と胸がじいんと熱くなりました。


プレゼントってあるんだなあ。その時は気付かなくても、遅れても、必ず頑張る人にやってくる。


支援級の先生がおっしゃってました。


発達障害児の成長は階段を昇るような一段一段ではない。でもある日突然出来るようになる日が来る。駆け足で、一足飛びで、みんなの後ろを追いかけ、追い付く日が来る、と。



親の私もその時その日を心待ちにしながら息子達の隣を歩いて、ある日駆け足で走り出す二人の後ろ姿を、離されないように追ってゆくのです。